Cisco Live: Networking Cloud は「デバイス管理を簡素化」します

ネットワーク全体から収集したデータを使用することで、システム管理者の作業が楽になるとベンダーは述べています。

ライアン・モリソン

シスコは、一連のネットワーク管理ツールを新製品 Cisco Networking Cloud に統合します。この製品は、よりシンプルな管理プラットフォーム エクスペリエンスを作成し、より多くのプロセスを自動化するように設計されています。 AI と大規模なデータセットを利用するこのネットワーキング会社は、このプラットフォームが「IT を劇的に簡素化する」と主張しています。

本日、ラスベガスで開催されたベンダーの Cisco Live カンファレンスで発表された Networking Cloud は、オンプレミス、仮想、クラウド環境、またはホストされているかどうかに関係なく、すべての Cisco アプライアンスで動作します。 これにより、システム管理者は単一のポータルにログインしてインフラストラクチャ全体を管理できるようになります。 このプラットフォームにはクラウド主導の自動化が含まれ、ネットワークに関する洞察が提供され、API キー交換やクロスプラットフォーム ナビゲーションなどの幅広いセキュリティ オプションが提供されます。

シスコは、ThousandEyes製品とCatalystのクラウド監視を通じて、あらゆるネットワーク上でのエンドツーエンドのネットワーク保証を組み込む予定だとしている。 これにより、システム管理者は同じ Cisco Networking Cloud ポータルから Catalyst デバイスを表示、トラブルシューティング、管理できるようになります。

同社はまた、エンタープライズ ネットワーキング スタック全体で使用されるよう、より一貫したブランディングで Catalyst スタックを簡素化することも計画しています。 これには、Catalyst モニカを使用した DNA ブランドの製品およびサービスのブランド変更が含まれます。 同社はまた、データセンター運用全体にわたる電力消費をリアルタイムで把握することで、持続可能性を最重要視するとしている。

「本日、私たちはネットワークの複雑さを解消し、世界を安全に接続するためのビジョンと最初のステップを共有します」とシスコ ネットワーキング担当エグゼクティブ バイス プレジデントのジョナサン デイビッドソンは述べています。 「キャンパスとブランチ、データセンター、コンピューティング、IoT、SD-WAN を統合し、1 つのネットワーキング管理プラットフォームを使用して成果を最適化し、統一されたエクスペリエンスを提供するポートフォリオ、エクスペリエンス、パートナー エコシステムを備えているのはシスコだけです。」

シスコは基調講演で、ネットワーキング クラウドに加えて、多数の新製品とサービスを発表しました。 その中には、IT システム全体のエネルギー使用量を追跡し、ネットワーク セキュリティの選択を支援してプロセスを簡素化および合理化できる、AI 関連製品が多数含まれていました。

これには、ベンダーに依存せず、シスコの製品ポートフォリオ全体で動作する新しいフル スタック オブザーバビリティ プラットフォームの発売が含まれます。 さまざまな問題について、状況に応じて相関する予測的な洞察が提供されるため、管理者はより迅速に問題を解決できます。

シスコは、可観測性プラットフォームとクラウド ネットワークに加えて、資産のインベントリ全体にわたってエンドツーエンドの保護と情報を提供するように設計されたセキュリティ クラウドもデビューさせました。

シスコの EMEA 地域技術アクセラレーション担当副社長であるゴードン・トムソン氏は記者団に対し、現在、ネットワーク環境内の特定のアプリケーションまたは機能に安全にアクセスする方法は管理者が決定していると語った。 これには、VPN またはゼロトラスト ネットワークが使用されている可能性があります。

「家の蛇口をひねるとき、あなたはその水がどのように蛇口から出てくるかについて決定を下しているわけではありません。水はただ供給されるだけです」とトムソン氏は言う。 「（ネットワーキングでも）同じことが当てはまります。ユーザーにセキュリティに関する決定を強制すべきではありません。ユーザーに代わって決定する必要がありますが、よりシームレスで安全なものにする必要があります。」

導入されているセキュリティ面の 1 つは Cisco Secure Access で、ネットワークに一度接続すると、アプリケーション タイプごとにどのツールを使用するかの決定をシステムに引き渡す機能を提供します。

Cisco CEO のチャック・ロビンス氏は次のように付け加えました。「シスコには、テクノロジーを活用してお客様の最大のビジネス課題の多くを解決できる独自の立場にあるため、この先には大きなチャンスがあると信じています。セキュリティ、接続、アプリケーション、持続可能性のいずれであっても、シスコは企業のパートナーです」お客様の変革と適応を支援するための選択です。」